麦島城は天正16年(1588)、宇土・益城・八代・天草の領主となったキリシタン大名の小西行長(こにしゆきなが)が名和氏・相良氏時代の古麓城(ふるふもとじょう)を廃して、重心の小西行重(こにしゆきしげ)に命じて築かせたお城である。麦島城は元和元年(1615)の3月に起きた地震で倒壊したが、幕府の許可を得て、翌年の2月に現在の松江城町でお城の再建が始まり、現在の八代城が完成した。麦島城は、中世の山城から近世の平成への城の造りや立地が移り変わる時期に築かれた、九州で最も古い近世城郭の一つである。
都市計画道路麦島線建設に伴う調査で見つかった小天守石垣 ※現在は埋め戻され保存されている
発掘された石垣の一部はシルバープラザ八代古城館でみることができる。
国指定史跡 麦島城跡
★麦島城跡★
【住所】:〒866-0043 熊本県八代市古城町2112
【電話】:0965-33-711
★シルバープラザ八代古城館★
【住所】:〒866-0043 熊本県八代市古城町1719−2
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