加藤正方が、元和8年(1622)に築いた城で、城の石垣には石灰岩が用いられ、その色から白鷺城とも呼ばれた。寛永9年(1632)細川忠興が入城、さらに正保3年(1646)松井興長が入城して以来、明治3年(1870)の廃城まで松井氏の居城となった。同年に八代城は廃城となり、明治13年(1880)に八代町民の願いが叶い、南北朝時代の後醍醐天皇の皇子懐良(かねよし)親王顕彰のために本丸に八代宮を設置することになった。現在、八代城は、八代市の中心的な歴史公園として親しまれている。
国指定史跡 八代城跡
【住所】:〒866-0862 熊本県八代市松江城町7−34
【アクセス】セレクトロイヤル八代から徒歩5分 〔車〕九州自動車道八代ICから八代港線経由15分 〔JR〕八代駅からバス15分八代宮前下車すぐ
【web】:http://www.city.yatsushiro.lg.jp/kankou/kiji003127/index.html
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